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下記のコンテンツを追加しました。<2005.3.12>
《歩の手筋》
サーチ打ちの歩More(過去の更新情報)
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ついたて将棋とは、盤を2つ使用してその2つの盤の間に“ついたて”を置き、相手の盤駒が見えない状態で指す変則将棋ゲームです。通常の将棋(以下、本将棋と呼ぶ)に推理の要素と運の要素が加わり、全く異なった味わいの別のゲームとなっています。
本将棋では盤上全ての情報が公開され、実力100%で勝負が決まります。(時に運も左右することはありますが)全ての情報が公開なんて当たり前のことですが、その本将棋では当たり前のことがついたて将棋では当たり前ではありません。
どんなゲームかということについては、これから詳しく説明していきます。
#実は、、、観戦者は対局者と別の視点でかなり楽しめます...
#さらにいうと、観戦者が盛り上げるという側面もあります。
なお、ここでは、本将棋のルールを理解していることを前提に説明をしていきます。
<2005.1.23記>
用意するものは、以下の通りです。
将棋盤2面 駒1組
ついたて(ダンボール等)
反則札(反則カウント用のもの(トランプやチップ等))
審判1人以上
これらを用意したら、まずは将棋盤と駒とついたてを第1図のようにセットしてください。
第1図

第1図のように、盤2面を縦方向に向かい合わせに並べます。その両端に対局者が位置し、自分の側の盤に自分の駒のみ本将棋と同様の配置で並べます。2つの盤の間にはついたてを置き、相手側の盤駒が全く見えない状態にします。審判はついたての真横に位置し、両対局者の盤駒が見えるようにします。反則札は審判が持ちます。
この状態で、準備は完了です。
なお、何回反則をしたら負けとなるかをあらかじめ決めておきます。
(ここでは、9回までOK、10回で負け、とします)
反則についての具体的内容は後述します。
反則を含むルールが決定したら、先後を決めていよいよ対局開始です。
(また、ここでは、入玉不可とします)
<2005.1.23記>
いよいよ対局となるわけですが、
この配置で対局を実施する方法を説明します。
(1)将棋盤の概念
ついたてを間に挟んで、各対局者の前には1面ずつ、計2面の盤が存在します。しかし、これは見かけだけのことで、実際には1つの盤しかないように対局が進められます。2つの盤の間をとりもって、1つの盤で指している状態を保つのが、審判の役割です。
#自分の盤の5五の地点は、相手の盤でも同じく5五の地点となります。2つの盤は縦に並べられていますが、上下に重なっている状態と考えることになります。
(2)手番
本将棋と同様に、先手後手交互に一手ずつ指して行きます。ただ、先手が指したからといって、先手の盤面は後手には見えていません。したがって、審判が手番が移ったことを後手に伝えます。後手が指した時は、先手側に手番が移ったことを伝えます。
(3)駒取り
自分が指した手により、相手側の駒と重なった場合、本将棋同様駒を取ります。駒は審判により取られた側から取った側へ渡され、取った側の持ち駒となります。
(4)王手
指した手が王手になった時には、審判は対局者双方に「王手」になったことを告げます。この時に王手をかけられた側はその王手を解除する指し手ができなければ反則となります。解除する指し手が出来た場合には審判は対局者双方に「解除」になったことを告げ、手番が移動します。
(5)反則
反則手を指した場合、審判は「反則」を対局者双方に告げ、反則札を反則した側に与えます。反則の種類は以下の通りです。
・相手からの王手を解除できない場合
・自玉が相手の駒の利きに入る手を指した場合
・自玉と相手の飛角香の間にある駒を移動し、
自玉に相手駒の利きがある状態となる手を指した場合
・自分の飛角香が、相手の駒を飛び越える手を指した場合
・相手の駒が存在する場所に自分の持ち駒を打った場合
・その他、本将棋の反則(二歩、打ち歩詰め、行き所のない駒等)
・入玉なしルールの場合は入玉した場合
(6)勝敗の決着
勝敗は以下の2通りで決着します。
・反則札の枚数が“負け”の規定枚数に達した場合。
・本将棋での“詰み”状態になった場合。
ただし、本将棋で言う無駄合いでも、
合い駒ができる場合には詰みとはみなさない。
勝敗の決着がついたら、審判は対局者双方にその旨を宣言し、
ついたてを取り除いて両方の盤面が対局者双方に見えるようにします。
<2005.1.23記>
基本的なルールは、既に「対局の方法・ルール」で説明したとおりです。
が、ローカル・ルールも生じます。
(1)反則の許容回数
本ページでは、反則9回までOK、10回で負けとしました。
これは普段、私がそのようなルールで指しているからで、
比較的詰みで決着を付けることに重きを置いたルールです。
カピタンのHPでは反則は8回までOK、9回で負けだそうです。
他に聞いたのは、4回までOK、5回で負けというルールです。
この場合、反則を恐れて中々持駒を打てないようです。
反則の許容回数を少なくすればするほど、
“反則を許さない”という本将棋に近い考え方となります。
多くすれば、“詰みでの決着重視”ということになります。
ただし、あまりに許容回数を多くすると、内容が荒れると思います。
許容回数は上記の通り、4~9回辺りが適当ではないでしょうか。
(2)入玉に関する取り決め
本ページでは、入玉は不可としています。
本将棋のように、入玉が可能というルールもアリでしょう。
私たちも以前はそれで指していましたが、
引き分けの判断をいつすればよいのかということや、
実際に入玉した局面自体があまり面白くないということで、不可としました。
カピタンのHPでは、双方入玉で引き分けとするそうです。
(3)入玉不可ルールで生じる問題に関する取り決め
まず、第1図をご覧ください。
第1図は△4七金まで

第1図において、先手がこれを▲4七同玉とできるかできないかという取り決めが必要となります。
本ページでは、▲4七同玉と“できない”ルールを採用しました。
できるもできないも一理あるのですが、本将棋ではこんな問題は生じません。
“できる”派の意見は「後手は▲4七同玉に対し、入玉不可なのだから、先手は▲4七同玉とできる」
“できない”派の意見は「本将棋でもできないし、美意識の問題。後手は入玉できないとはいえ、玉の利きは4七にもある(中国将棋の将師不対面の考え方)」
というような状況でした。
これを議論を重ね、“できない”と統一しました。
このような王手に対応する状態に限らず、玉と玉の接触は不可、ということです。
この問題に関しては、入玉不可ルールを採用した場合には、
あらかじめ可否の取り決めを行う必要があります。
<2005.1.23記>
出現度:☆☆☆☆☆ 有効度:☆☆☆☆☆ リスク:☆☆ 観戦者ウケ:☆
本将棋でも頻出手筋ですが、ついたて将棋ではそれ以上に頻出します。
何せ、叩かれたかどうか、叩かれたとしてもどこに叩かれたか、
相手には分からない訳ですから。
More(図面解説)
出現度:☆☆☆ 有効度:☆☆☆ リスク:☆ 観戦者ウケ:☆
この手筋は厳密には歩の手筋ではありません。
が、歩の手筋への対応ということで、このカテゴリに入れました。
叩きの歩のところでも書きましたが、ついたて将棋ですから、
“叩かれた”こと自体は100%分かるわけではありません。
が、“叩かれる確率が高い”ことは感じることができますし、そういう流れも生じます。
論より証拠、実戦譜を見てみましょう。
More(図面解説)
出現度:☆☆ 有効度:☆☆☆☆ リスク:☆☆☆ 観戦者ウケ:☆☆☆
この手筋は厳密には歩の手筋ではありません。
が、歩の手筋への対応ということで、このカテゴリに入れました。
叩きの歩のところでも書きましたが、ついたて将棋ですから、
“叩かれた”こと自体は100%分かるわけではありません。
が、“叩かれる確率が高い”ことは感じることができますし、そういう流れも生じます。
さらに、かわしより歩が取れる分だけ、得という考え方もできます。
More(図面解説)